デリケートゾーンのかゆみについての一般質問

デリケートゾーンのかゆみについての質問

かゆみ止め軟膏


 

性行為以外でも、感染することはありますか?

感染する病気が必ずしも性行為によるものとは限りません。

 

一般的に、トリコモナス膣炎は性行為による感染がほとんどだといわれていますが、カンジダ症は、体力が低下したときやかぜなどで抗生物質を2週間以上続けて飲んでいるとき、妊娠中にも自然発生的に感染します。

 

疥癬は下着や寝具を媒介にしてうつりますし、借りた水着からうつる場合もあります。

 

携帯用ビデでトイレのたびに膣の中まで洗い、清潔にしているにもかかわらず、かゆみが続くのはなぜですか?

トイレのたびに腹の中まで洗うのは洗いすぎです。膣内はおりものが分泌され、酸性に保たれることによって自浄作用が働いています。

 

必要なおりものまで洗い流してしまうと、膣内がアルカリ性に傾き、かえって感染しやすくなってしまいます。外陰部は、入浴のときにお湯で洗い流す程度で十分です。

 

 

 

 

産婦人科へ行くのに抵抗があるので、市販の塗り薬で治したいのですが、大丈夫ですか?

自分で勝手に判断して薬を選ぶのは危険です。原因がはっきりしていれば市販薬でもかまいませんが、かゆみの原因となる病気によって、治療法はまったく異なり、不適切な薬を塗って症状を悪化させる場合もあります。

 

例えば、一番よくないのは、真菌の感染でデリケートゾーンがかゆい場合に、雑菌を殺す抗生物質や免疫抑制作用のある副腎皮質ホルモンのようなタイプの薬を塗ってしまうことです。効果がないばかりか、わざわざ真菌を繁殖させるようなもので、逆効果です。

 

液体の水虫治療薬などを外陰部に塗るのもやめましょう。液体の薬は、塗った後で乾燥するように揮発性をもたせてあり、膣のような粘膜には刺激が強すぎます。

 

同様に、虫刺され用のかゆみ止めも効果がないばかりか、皮膚への刺激が強すぎて外陰部がひりひりとしみたり、赤く腫れたりするので厳禁です。

 

感染する病気の場合、性行為パートナーにも感染してしまいます。早く、確実に治すためには、やはり婦人科を受診するしかありません。

 

 

デリケートゾーンのかゆみがひどくて夜も眠れません。治療を受ける前にとりあえずかゆみを楽にする方法はありませんか?

かゆみは、体温が上昇するとよりひどくなります。したがって、辛い物を食べたり、布団に入って温まったりすると、かゆみがひどくなりがちです。食事は刺激物を避け、眠るときはぬれタオルなどで外陰部を冷やすと少しかゆみが治まります。

 

爪で引っかくと感染が広がり、傷になって治りにくくなるので、無意識にかいてしまいそうなときは、手袋をして寝るとよいでしょう。

 

 

妊娠中でカンジダ膣炎にかかっていますが、治療はできますか?

妊娠中はホルモン環境の変化によって、真菌、つまりカビの一種であるカンジダに感染しやすくなります。特に糖尿病を合併していたり、腎盂炎(じんうえん)などで抗生物質を使用した後に発病しやすいようです。

 

膣やデリケートゾーンにかゆみや痛みがあり、白いかす状のおりものが出るときは、まずカンジダ膣炎を疑います。

 

分娩時に赤ちゃんに感染する可能性があるので、なるべく早く治療する必要があります。治療には抗真菌剤の膣坐薬や軟膏を使用しますが、赤ちゃんへの影響はないとされています。

 

 

 

 

 

デリケートゾーンのかゆみ

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